ニュースで4Kテレビのことを目にしながらも、なかなか本物を目にする機会がなかったわけですが、仕事場のテレビを買いに家電量販店に行ったおかげでいろいろ見ることができました。
ネットの書き込みでは「そんなに解像度必要無い」というような意見も多くて、なんとなく僕もそう思い込んでいたわけですが・・実物を見て考え変わりましたね~。何年か前にNHKの展示会で試作機などを見た時にはそこまで感動はなかったのですが、多分各メーカーのチューニングと、デモ映像の素晴らしさもあって、ホントにキレイにみえました。「欲しい」と思わせる魅力があると思います。現状それを活かすソースが無いのでもちろん買わないわけですが、いずれは4Kとか8Kが当たり前の時代が来るでしょうね。楽しみです。
しかし僕ら映像を制作する側から見るとこれはかなり大変なことで。CGやアニメーションを書き出す時間が4Kなら4倍、15分でできたことが1時間かかりますから。8Kなら16倍・・。PCの性能が上がり随分制作環境も良くなったと思っていたのにまた何年か前に逆戻り、的なことが起こってしまうのでしょうか。いや、もう既に一部現場ではそういうことが始まっているのかもしれないですね。期待とともに、そんな不安も感じる今日このごろです。
なかばやし